不動産を担保にして融資を受ける不動産担保ローン。信用情報に不安がある方や、事業資金を集めているものの実績がなく審査に通らない場合でも、担保となる不動産があれば利用できる可能性があります。
今回は、不動産担保ローンの特徴や注意点など、不動産担保ローンの基礎知識を解説します。

目次

不動産担保ローンとは?

土地や建物などの不動産を担保にするローンのことを不動産担保ローンといいます。
そのため、利用するには担保となる不動産が必須です。借入額の上限は、担保となる不動産の評価額に応じて決まります。
また、万が一返済ができなくなった場合、担保にした不動産を売却して返済しなければならないリスクがあります。
不動産担保ローンを利用する際には、返済が滞ると担保にした不動産を失う可能性がある点を理解しましょう。

不動産担保ローンの特徴は?

不動産担保ローンには以下の特徴があります。

・低金利で借入ができる
・借入限度額が大きくなる
・返済期間を長めにできる
・借入金の資金使途が自由

それぞれの特徴について詳しく解説します。

低金利で借入ができる

土地や建物などの不動産を担保にする不動産担保ローンは、一般的な無担保ローンに比べて低金利での借入が可能です。低金利で借入ができれば、返済総額が少なくなるため返済負担を軽減できます。
担保にできる不動産があり、少しでも金利を下げて借入したい場合は、不動産担保ローンの利用がおすすめです。

借入限度額が大きくなる

無担保のカードローンやキャッシングなどと比較すると、融資限度額を高く設定しやすい点も特徴です。なぜなら、担保となる不動産そのものが、価値の高いものであるためです。
また、担保として不動産を差し入れるため、金融機関は回収のリスクを軽減できます。そのため、無担保ローンよりも借入限度額を高く設定することができます。
急にまとまった資金が必要なときなどに利用することが可能です。

返済期間を長めにできる

無担保ローンの返済期間は最長5~10年程度です。一方で、不動産担保ローンは最長30年と長めに設定ができます。返済期間を長く設定できれば、借入額が大きくても毎月の返済額を抑えることができます。
ただし、返済期間が長くなれば、返済総額が増えることを忘れてはいけません。返済総額も考慮して、無理のない返済期間の設定が大切です。

借入金の資金使途が自由

不動産担保ローンの多くは、資金使途に原則制限を設けていません。そのため、借りたお金を自由に使えるという点も特徴です。住宅のリフォームや増改築等に関する費用、教育資金や結婚資金など、幅広い使途に活用できます。
ただし、ギャンブルに使うことは認められません。違反が発覚すると、一括での返済を求められる可能性があります。不安な場合は資金使途を伝えて利用が可能かどうかを確認するとよいでしょう。

不動産担保ローンの注意点は?

不動産担保ローンには、不動産を担保にするからこそのメリットが多くあります。その一方で、以下の注意点もあります。

・返済が滞ると担保の不動産を失うリスクがある
・審査に時間がかかることがある
・事務手数料や不動産鑑定費用、印紙代、登記費用などの諸費用がかかる

注意点を把握した上で、不動産担保ローンの利用を検討しましょう。

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まとめ

不動産担保ローンは不動産を担保にするからこそ、借入限度額を高く設定することができ、低金利で借入ができるなどさまざまなメリットがあります。一方で、返済が滞った場合は不動産を失うリスクや、借入する際に諸費用が発生するなどの注意点もあります。
不動産担保ローンについて正しい知識を持った上で、ご利用を検討しましょう。