不動産を担保にして借入する不動産担保ローン。ローンを組む際には審査が行われるため、使用用途が不明でも不動産担保ローンを組むことはできるのでしょうか。
今回は、不動産担保フリーローンの概要やメリットとデメリットをご紹介します。

目次

不動産担保のフリーローンとは?

不動産担保フリーローンとは、マンションや戸建てなどの不動産を担保に借り入れができるローンです。ローンには「住宅ローン」や「自動車ローン」、「教育ローン」などさまざまな種類があり、これらのローンは使用用途が定められています。しかし、不動産担保フリーローンは、使途を定めずにさまざまな目的に利用できる便利なローンです。

不動産担保フリーローンのメリット

不動産担保フリーローンの主なメリットは以下の通りです。

・金利が低め
・返済期間が長い

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

金利が低め

不動産担保フリーローンには、金利が低いというメリットがあります。金利は借入先ごとに多少の差はあるものの、無担保の個人向けカードローンに比べて低金利で借りることが可能です。具体的には、無担保のカードローンの金利は一般的に4%〜18%程度ですが、銀行系の不動産担保フリーローンでは、2.9%〜9.5%程度です。
金利が低ければ、その分返済総額も減るため、大きなメリットといえるでしょう。

返済期間が長い

不動産担保フリーローンの返済期間は、数年~30年程度と長期間に設定できます。返済期間を長期にすれば、月々の支払い額を抑えられるため、毎月の支払い負担を軽減できます。
返済期間が伸びると支払う利息は増えるため、利用する場合は無理のない範囲で返済できる返済期間を設定するとよいでしょう。

不動産担保フリーローンのデメリット

不動産担保フリーローンには、メリットだけではなく以下のようなデメリットもあります。

・返済不能時に不動産が差押えられる
・融資スピードが融資先によって異なる
・手数料が発生する

それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

返済不能時に不動産が差押えられる

不動産担保フリーローンは、不動産を担保にして借入をします。そのため、返済不能になってしまうと担保にした不動産は差押えられます。
これは貸手側が「毎月の返済によって回収ができない」となるため、裁判所に競売の申立てを行い、裁判所の権限によって担保にした不動産が差押えされます。差押えられた不動産は一般市場ではなく、裁判所での入札形式により売却されることになります。
自宅を担保にしている場合、返済不能になると自宅を手放さなければならなくなるため、返済計画は慎重に立て、返済不能にならないように気を付けましょう。

融資スピードが 融資先によって異なる

融資スピードは金融機関によって違うため、急いでお金を借りたい人にとってはデメリットになる場合があります。例えば、銀行融資の場合は借入までに約1ヶ月程かかりますが、ノンバンクの場合は最短翌日に融資が受けられるケースもあるのです。
銀行で融資を受ける予定の場合は、資金を調達できるまで時間がかかる可能性があることに注意しましょう。
急いで資金を用意する必要がある場合は、銀行以外のノンバンクでの相談も検討しましょう。

手数料が発生する

手数料が発生するという点もデメリットです。
不動産担保フリーローンにかかる手数料には、「融資事務手数料」「不動産鑑定費用」「印紙代」「抵当権、根抵当権の登記費用」などが挙げられます。借入金額に応じて手数料は変わりますが、数十万円から数百万円かかるケースもあります。

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まとめ

不動産を担保にしてお金を借りる不動産担保フリーローン。使用用途の定めがなく、金利が低いなどのメリットがある一方で、デメリットもあります。
メリットとデメリットを把握した上で、不動産担保フリーローンの利用を検討しましょう。